ある二人の社長がいました。

A社長は、たまに来て

会社の様子を見に来てサラッと帰る

普段はリゾートの豪邸で美女をハベらかし

高いシャンパンに高級車

沢山の使用人がいて

プールサイドでのんびりと暮らす

誰の奴隷でも無い自分が王様であると

まるでハリウッド映画に出てきそうな

社長さんです。

もう一人のB社長さんは、

高級車にも興味なく美女よりも

支えてくれる奥さんを大切にし

高級リゾートよりも

先祖から受け継ぐ我が家に住み

三度の飯よりも仕事が好き

社員と一緒に汗水を垂らし

社会の為にどうしたら良いサービスを

提供できるか？どうすれば皆が幸せになるかを考え社会に貢献する社長さん…

皆さんは、どちらの社長さんに惹かれますか？

２０代の頃

海外セレブに憧れていた私は

Aタイプの社長さんをカッコイイと

思っていました。

しかしある時から

Bタイプの社長さんの方が

数千倍カッコイイと思うように変わりました。

カッコイイの定義が変わりました。

それは何故か？

それは

吉田松蔭先生の『志』に出会ったからです。

AとBの社長さんの違いは、なんでしょう？

それは『志』が、有るか無いか？です。

『志』とは

侍の心です。

日本人なら、誰もが持ち、DNAに

刻まれている大和魂です。

今は、忘れてしまっている人が

多いですが…

『志』とは、自分の才能を磨き

世の中の役に立つ事であり

一生をかけてやるミッションであります。

A社長は、お金持ちになり

誰にも縛られない自由を手に入れる事が

目的であります。

B社長は、自分の能力を活かして

社会に貢献し、より良い社会をつくる事が

目的であります。

どちらが良い悪いではありませんが

働くならば

私は、B社長の元で働きたいです。

私事でありますが

私は、１９８１年生まれ

両親は、団塊世代になります。

子供の頃から

『勉強して良い大学に入って良い会社に入れ

入らないと一生貧乏になるぞ！』

と言われて来ました。俗に言う学歴史上主義です。

両親には、大変申し訳ないですが

全く心に響きませんでした。

むしろ、やる気を失いました。

『親や教師は、うわべだけ…中身が無い

薄っぺら…』

幼いながら、そう思っていました。

私は、反抗しました。

ただ知識だけインプットして

テストで評価される

その人間を点数だけて評価し順位をつける

学校教育

なんだか

胸糞悪いシステムだと子供ながら

腹が立っていました。

吉田松蔭先生は、門下生と向き合う時

その生徒の才能を見抜きトコトン伸ばしたそうです。

松蔭先生の教えの中で、最も心に響いた事は

『立志』です。

『自分の才能を磨き

世の中の役に立つ』

その言葉に、ジーンと来ました。

４０歳を前にして

２９歳で亡くなられた松蔭先生に

教えていただきました。

私の才能は、一体何だろう？

私は、幼少期より絵が得意でした。

そして

超怖かった父親との唯一の共通点

『大河ドラマ』をみる

小学二年生の頃、初めて父親が見ている

『翔ぶが如く』をみて

歴史の面白さを知り虜になりました。

小学生の頃、一番上の姉の高校の歴史教科書問題を解くほど勉強しました。

しかし

中学生から２０代までは、チャラついた

ギャルの道（恥ずかしい過去）に没頭してしまい。歴史は、たまにエンタメで見る位になりました。

そして

３０歳を過ぎて、また歴史に戻って参りました。

小学生の頃に夢中になった歴史

『やっぱり私は、心から歴史を愛している』

そう実感したのです。

その絵と歴史の才能を

４０歳を前にして

磨き、世の中の役に立ちたいと志す

私であります。

A社長よりもB社長

志を、持つ人間ほど強く美しいものはない。

そう思う今日この頃であります⭐︎

先人が築き上げた

『戦後、忘れかけた大和魂を後世に伝えて行く』

それが私の『志』であります♡

『武士道とは死ぬ事とと見つけたり』

『歴史は語り継がなければ消えて無くなる

時代は８０年周期で変わっている

松蔭先生のお陰様で人生が変わりました。

青天を衝けの徳川慶喜公（草彅君）

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